エリアトラウトばらさないフッキングのコツ 【乗せと掛け】【伊藤雄大氏に教わる】

テクニック
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フッキングを反射的に力強くしてしまうと、ラインブレイクしてしまったり、ルアーが自分のところに飛んで帰ってくることありますよね!

今回は、Velvet Artsの伊藤雄大先生から教えて頂いたフッキングについて、まとめていきたいと思います。

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フッキング(合わせ)の理論

フッキングは皆さんそれぞれが、行い易い方法を持っていると思います。

もちろんそれでも良いのですが、今回の内容をご理解いただくと、より上手くなっていくと思います。

少なくとも私どもは、話をお伺いして、上達を確信いたしました。

必要な力の考え方 掛けと乗せ

フッキングに必要な力を理解していきましょう。

例えば、数釣りで18cmから30cmくらいの鱒を釣るとします。

針が掛けやすいのは、大きい鱒と小さい鱒どちらか、考えてみましょう。

軽い鱒(小さい鱒)は自重では針が掛かりにくい。逆に、重い鱒(大きい鱒)は自重で針が掛かりやすいという関係が成り立ちます。つまり、重さにフォーカスすると大きい鱒の方が針を掛けやすいのです。

しかし、小さければ小さい方が口が柔らかい大きければ大きい方が魚の口が硬くなり掛かりにくくなる。つまり、硬さにフォーカスすると小さい鱒の方が針が掛けやすくなります

つまり、鱒の自重と鱒の口の柔らかさ両方を考慮すると、18cmから30cmくらいの鱒は、大体同じ力が必要になります。ここから・・・。

針が掛けやすいのは、大きい鱒と小さい鱒どちら?

一般的な鱒の大きさの範囲では、同じ力が必要になるということを覚えておきましょう。

では何故、「掛け」と「乗せ」という言葉があるのでしょう。それは、力の分配に違いがあります。

そうです。「掛け」と「乗せ」は力の配分なのです。

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力の分配

仮にフッキングに必要な100としましょう

90だと針が伸びやすい。掛かり浅くがジャンプした時にバレちゃう。

110とか120だと強すぎて、ラインが切れちゃう、針が伸びちゃう、鱒が口切れを起こします。

100ピッタリにするには?

放流だったら早く巻いている、ぐるぐる巻く展開です。

鱒が食べたときに、食いついた時に発生されている状態、60~70くらい。

だから、30くらいを、ぐぅーっと足してあげる。それを動作で表現する。「乗せ」の釣り

マイクロの時なんかは、ふわふわをハムっとたべる。

100でいうと10か20くらいし力が発生しない。

だから人間側が80の動作を行う。これが「掛け」の釣り

でもね。

池の中の魚は全員均一じゃないじゃん。やる気がある魚もそうではない魚もいる。

次の当たりは、軽いハムなのか、グーンともっていくバイトなのかはわからない。

次のバイトが乗せるべきか、掛けるべきかわからない。

だから、その場でその場で対応。これが正義だそうです。

この意識をもって、魚をたくさん釣る。

そうすれば自然と上手くなる。

掛けるぞ~~と思って釣るのは良くない。毎回違うからね。

手に感じるアタリ、リールの巻きごたえ、ロットのティップが入ってたり。

ひとそれぞれ。

雄大先生はラインを見ていないとのこと。

自分の自然体のフォームで、体の動かしやすさを重視して、合わせやすいように。

ラインが伸びると力の伝わりが弱くなるから、強い動作が必要になる。

ここは注意ですね!

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巻き合わせとロッドで合わせる2種類

それぞれのメリット。

巻き合わせ:大きな入力を簡単に得やすい。瞬間的な力が働きにくい。

遠投先でのバイト。東山湖などでは、ぐぅーっと巻いて巻き合わせましょう。

ロッド合わせ:瞬間的で速さ有利です

近接バベルなとでは、瞬間的な合わせをすることも頷けます。

ロッドで掛けて、リールでグサッとする。

竿だけで十分な入力を得ようとすると、力が足りずに合わせが大振りになっちゃう。

巻き合わせはバットに力が入りやすい。バットに仕事をさせるのが巻き合わせがパワーがある理由になります。

ロッド合わせでは、竿先を使うような感じ。力はやっぱり弱い。



雄大先生のコツを伝授

雄大先生の実践しているやり方を教えてもらったぞ。

竿とラインを斜めに構える

竿とラインを斜めにしている。

斜めにすると、引き込むアタリは対処しやすい。

逆に、緩むバイトは取りにくいというデメリットもある。

緩むバイトが出るなら、もっと簡単に釣れるように工夫することが大切だ。

試合はやっぱり緊張するし、難しいことをすると無理が生じて来る。
しっかりアタリが出せる釣りをしよう!

緩むバイトの対処方法

弛むバイトは突っ込んできているバイトです。

ルアーは気に入られている。

刺激を与えすぎている可能性があることに注意だ!!

マッディは手ごたえが全て。

ノタノタノタってついてきたら、反転しないだろうなぁ。

勢いよく喰いに来たら、こっちも乗せに行くイメージです。

クランクの合わせ

クランクの合わせって難しいよね。雄大先生の考えを見ていこう。

小さめのクランクはスプーンと変わらない。

大きいクランクは、スプーンより強めを意識してあげる。

早い釣りで成立する程、フッキングが楽になる。

遅くしていくと、どんどん釣りが難しくなってしまう。

自分たちの釣りは、当たりを出すことではなく、網にいれるまでということに気を付けよう。

はっきり言って、めちゃくちゃ勉強になりました・・・。有難うございました。


【低水温のスプ―ニングテクニック】ニュードローワーの塩野充先生に長瀞ウォーターパークで習う – ますます管釣り (evamk.com)

動画

下の動画を参考に・・・。雄大先生、有難うございました。

MASUKEN – YouTube

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